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鉄鋼建材第一事業本部に所属し、本社のある福知山を拠点に営業を担当しています。お客様はゼネコンや鉄工所、鉄筋業社などの法人が多く、鉄骨・板金・建具など、建築構造物に関わる工事や資材の提案を行っています。今は京都府北部から兵庫県北部にかけて、長くお付き合いのある既存のお客様を中心に担当しつつ、神戸方面の新規開拓にも取り組んでいます。
商社で働く親戚の姿に憧れを抱き、就職活動では専門商社を中心に企業を見ていました。そのなかでも谷村実業は、入社前から先輩社員と会う機会が多く、とても身近に感じられた会社でした。特に印象的だったのは、仕事に真剣に向き合い、熱意を持って人のために動く先輩社員の姿です。その先輩のようになりたいという気持ちが、最終的な決め手になりました。
社会の中でしっかりやっていけるか不安を感じていた時期でもありましたが、「大変な仕事だけれど、その分やりがいがあるぞ」と楽しそうに話してくれた先輩の姿に、自然と心が動きました。
一時、営業から外れて別の業務に就いていたことがあります。大阪支店では積算や現場管理が主な業務で、自分が希望していた営業職とは少し離れた仕事をしていました。ちょうどその頃は、成績が思うように上がらなかったり、トラブルが続いたりと、なかなかうまくいかない時期でもありました。
そんな中、福知山本社に異動となり、再び営業職に戻るチャンスをいただいたんです。「もう一度やってみよう」と思えたことが、自分にとって大きな転機でした。仕事を通じて「成長できた」と実感したのは、おそらくその時期が初めてだったように思います。
現在は主任として、若手メンバーの育成にも関わっています。本社と神戸支店の二拠点を行き来しており、年齢的には上司と部下のちょうど中間の立場。だからこそ、若手の気持ちに一番近い存在でもあると思っています。
自分が入社1～2年目の頃に何に悩んでいたかは今でもよく覚えているので、ただ教えるだけでなく、しっかり話を聞きながら伝えることを大切にしています。これからは本社はもちろん、神戸支店もさらに強くしていくためにも、組織全体に貢献できる存在を目指していきたいです。
